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何を言えばいいのか分からなくなった空葉に、貴大は迫る。
貴大『なんで吃るんだよ。』
空葉『本当に浮気なんかじゃないから!』
貴大『返事になってない…空葉朝からおかしいぞ?』
空葉『そんな事ない。』
貴大『それで?誤解って何なんだよ。』
少し怒りを含んだ言い方をする貴大に戸惑う。
空葉『…どうして怒ってるの?』
もし浮気だとしても貴大が彼氏だはないのに。
貴大『俺になにか隠してるからだ。』
空葉『隠してるなんて…』
貴大『キッパリ否定しないだろうが。』
段々と逃げられなくなってしまう。
空葉『だ、だって!
言ったら貴大は僕から離れなくなるもん!折角先生と付き合ったばかりなのに…』
本音を伝えると、貴大はムッとして。
貴大『自分のことばかりでお前に何かあったら嫌なんだよ!』
そう言われ、何も言い返せなくなった。
空葉『…』
貴大『逆の立場になってみろよ、耐えられんの?』
いや、絶対無理。
首を横に振ると溜息をつかれた。
貴大『頼む、話してくれ。』
先程までの怒りもなく、懇願されて折れてしまう。
空葉『…分かったよ。』
空葉は渋々あったことを全て貴大に話した。
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