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貴大『いつも通り一緒に登下校するからな。』
譲らないという顔で言われ、焦る。
空葉『だ、だってそれで俺の家から貴大が一人で帰る時に何かあったらどうするんだよ!』
貴大『危険なのは空葉だ!』
空葉『分からないでしょ!』
お互いバチバチして相手が折れるのを願う。
貴大『…稜さんと孝輔さんにも話すべきだ。
何かあったあとじゃ遅いからな。』
空葉『2人とも仕事してるのに迷惑になっちゃう』
貴大『なにか起きたあとの方が迷惑になるだろ。俺も一緒に言うから、な?』
確かに特に心配性な2人だから先に言うべきか…
空葉『うぅ〜…お願いします…』
2人が仕事を終えてから話すと決めたため、連絡を入れておいた。
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