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稜『よし、じゃあ荷物まとめておいで?』
空葉『分かったよ。』
返事をした空葉は荷造りをするべく部屋へ戻っていった。
貴大『…ねぇ孝輔さん。』
孝輔『なんだ?』
貴大『学校で気になることがあって。』
そんな貴大の言葉に孝輔は勿論稜もピクリと反応した。
孝輔『気になること…』
貴大『今日やっとストーカーされてるって聞いて納得したんだけど、風紀の同級生に送り迎えしてもらってるらしい。』
稜『ストーカーの件をその子に相談してたんだろうね。』
貴大『はい、一人で抱え込まないのはいい事なんだけど。その風紀の男結構モテるやつで貞操観念もユルいみたいなんだけど、最近めっきりそれが無くなったらしくて…
他の生徒が空葉と男を見た時恋人かと思ったくらい抱き締めてたらしい。』
まあ、俺が見たのは送り迎えの時だけだからあくまで噂だけどね。と噂を強調して話した。
孝輔『…んだそのガキ。』
稜『孝輔くん、顔怖いよ。』
孝輔『くっそ、俺さすがに制服なんて歳じゃねぇし…貴大お前何とかしろ。』
貴大『何とかはするけど、流石にずっとは邪魔できないからね?学校の外では自分でなんとかしてね。』
孝輔『これから送り迎えするからちょうどいいが、ストーカーにユル男か…面倒だな。
貴大もタイミングがあったらその男に何もされてないか聞いてくれな。』
貴大『りょーかい。』
三人での秘密の話を終えると空葉は戻ってきた。
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