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するとニヤつきながら瞬が聞く。
瞬『…なぁ、もしかして俺その孝輔さんとやらに警戒されてる?』
そんな瞬に呆れた顔をする貴大。
貴大『随分嬉しそうだな。』
この二人が話すのは今日がほぼ初めてだけど、絵になるな…というか、馬が合うのかも。
空葉『少し、警戒してた…?のかな。』
色々とパニックであまり覚えていない。
貴大『少しじゃなくて今にも学校に乗り込む勢いでだったけど。』
空葉『学校に乗り込むって…孝輔さんが、制服…』
うん、格好いい。
貴大『そこかよ。』
瞬『ふはっ、相当だな。今度会ってみようか。』
空葉『だめだよ。』
会って、瞬が孝輔さんに惚れたら嫌だもの。
…ないとは思うけど。
瞬『えー、なんで?』
空葉『っ、秘密。』
無理やり話をそこで終わらせたが、貴大は少し笑っていて。
あれは多分会わせたくない理由がバレていると思う。
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