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そのままとぼとぼ歩いて、
とあるバーに来ていた。
昔よくきてた店で、歌舞伎町にひっそりとあるゲイバー。
バーテンダーさんにお久しぶりです。
と言われ、
最後に来たのは5.6年前なのに覚えていたのか、
とびっくりした。
カウンターで飲んでいると
1人の男から声をかけられる。
「こんばんは、隣いい?」
見るからに爽やかな好青年といった感じだ。
俺のタイプではない。
「すいません、一緒のひとつ。」
手際よく頼んでタバコに火をつける。
慣れてんなあ、、
「なんか寂しそうだね?
消えちゃいそー
だいぶ酔ってんね。」
「いつもこんな顔なんでー。」
「ははっそうなの?」
あっ笑った。
怜斗とはまた違う笑顔だ。
こんな爽やかな笑顔、お呼びでない。
俺はもともとちょっと危険そうな香りのする男に弱い。
まあ、怜斗のことなんだけど。
まあいいや。
「ちょっと、お手洗い。」
その場を離れてトイレ後向かう。
個室に入ろうとした時、
腕を掴まれ壁に優しく追い込まれる。
やっぱり来た。
「慣れてる?笑」
そう男が聞く。
「もういいじゃん、早くしてよ。」
首に腕を回しながら
少し湿度を帯びた声でいう。
怜斗以外の男の体。
久しぶりだ。
「かわいいね、」
頰に手を添えられ
顔が近づく。
吐息がかかってそれで、、、。
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