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「キスしてないってこと?」
「うん。」
「じゃあ何もしてないってこと?」
「うん。」
「ふーん」
「怜斗、こっち向いて」
まだ背を向けている、怜斗の腕を引っ張る。
「れいと、ねえ、」
「お前って、やっぱチョロいんだな。」
嘲笑した笑い声が聞こえて、一気に心が冷える。
今日のことは俺が悪い。
でも、、言い訳させて欲しい。
「だって、怜斗がっ、」
「俺がなんだよ」
「寂しくさせてたから、、、」
「俺のせいかよ。」
「いや、、やっぱそれはちょっと違うくて、、」
「俺が甘やかしてたら、どこにも行かねえの?」
腕を掴んでいた俺の手を、反対の手で握って言う。
「う、、、うん。」
射抜かれるように見つめられてて、
息がしづらい。
目線をそらし、何回も首を縦に振った。
俺の手を掴んでいた、怜斗の手が
そのまま上に登ってきて、頬を触る。
「じゃあ、こっち向いて」
「な、、何??、、っん、!」
突然、ドアップになる怜斗の顔。
綺麗なまつ毛がびっしり生えてる。
「ふっんっ、、んう、、ん」
「声出過ぎ、、笑」
「な、、ななななんだよ!」
「気持ちい?」
俺の後頭部に手を添えたまま、
口角を片方あげてそう言う。
なんか、、、視線がエロい、、。
こんなだったっけ??
はずかしい、、、
でも、素直が一番、、!
「き、、きもちぃ。」
そう言って、怜斗を見ると
きょとんとしている。
「はぁ〜、マジで誰といたんだよ〜。」
俺の肩に顔を預けるように倒れてきた。
「分かんない。知らない人だったし。
やっぱり帰るって言った時も、あ〜おっけーくらいだったし、遊び慣れてたわ〜」
「そんなの関係ないんだわ。
俺、お前を寝取られたらそいつ殺すかも、、、、」
「じゃあ、怜斗が犯罪者にならないように気をつけるね。」
肩に乗っかっている頭をヨシヨシと撫でながらいった。
「本当にしちゃうかも、俺。
抑えが効かなくなりそう。」
「俺のこと好き?怜斗」
「首輪つけときたいくらい好き。」
「おっと、、?笑」
「今の時代、病んでる方がモテるって聞いたので、、笑」
なんだそれ、、、
「「あははははっ」」
楽しい、、、これが平穏。
それに、、
「行くぞー」
ベッドから立ち上がり、
歩いて行く怜斗。
「えっ!どこに?」
「風呂、入んねえの?」
「一緒に??」
「、、早く行くぞ」
「うん!!」
幸せ。
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