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「お前、酔いさめたのな」
久々、一緒にお風呂入ってる、、、。
バスタブに浸かって、
怜斗に背中を向けている。
恥ずかしい、、、
「ぇっ?あ、うん。
もともとあんまし酔ってなかったし。」
「演技だったっつーことかよ」
「いや、酔ってるけど!
どんな雰囲気で帰ればいいか分かんなかったから」
怜斗に背を向けたまま、体操座りをしてうずくまる。
「こっち、こねえの?」
「こっちくるも何も、隣にいるじゃん。」
「違えよ」
ちゃぽんと水の音がして、
びくっとすると、
怜斗が近づいてきて
抱きしめてきた。
「ちょ、、っと、、」
「捕まえました〜」
怜斗がふっと笑う。
耳に吐息がかかる。
「恥ずかしい??笑」
「ん、恥ずかしい。
怜斗は恥ずかしくないの??」
「いや、恥ずかしいというか、、
俺の当たってんの分かんない?」
「っ!!!!」
さっきから、怜斗の硬いそれが
腰に当たってる。
「風呂上がるか、、」
怜斗が俺の耳の淵に唇をつけながら囁いてきた。
甘い声、、、。
「ん、、早くあがろ」
「了解」
不思議な緊張感が走る。
2人も理性が切れる寸前。
あと1秒でも、甘い表情で見つめられたら
我慢できなさそうだから、
先に風呂場から出て、服を着ようとする。
「着なくていいだろ、脱ぐんだから」
怜斗も続いて脱衣所に出てくる。
「でも、、一応」
服を手に取ろうとし瞬間、
「いいっていてんじゃん」
腰に手を回され、顎を持ち上げられて
怜斗との唇が俺の唇を奪った。
「ん、、んぅ、、ふっ、、んん」
熱い舌に掻き回される。
「んんっ、、れいっ、と、んぅ、」
怜斗の手が顎から後頭部に回って強く引きつけられる。
あまりの快感に立っていられなくなってしまい、
タオルなどを入れている隣のタンスに
崩れ落ちるように寄りかかる。
腰が抜けそうな俺をみて、キスを止める。
「俺、もう我慢しないけど、、?」
「ベッド、、いこう?」
そういうと怜斗は俺を抱っこして
寝室へ向かう。
俺の細い腕とは違って
一回りもふた回りも大きい、このタトゥーだらけの腕。
あの夜から、愛おしくてたまらないこの腕に
待ちに待ったこの腕に
心臓が締め付けられて、切なくなる。
でも、今のはいつもとは違う。
愛おしさがキャパオーバーした合図だ。
この苦しさを沈めてもらおうと、
怜斗の胸に顔を埋めた。
夜はこれからだ。
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