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「惚けた顔してんな」
「だって幸せだもん」
「そりゃよかった」
怜斗の髪をいじりながら
「怜斗は?幸せ?」
「うん、幸せだよ」
柔らかい笑顔で答えた。
初めてかも、
こんなに素直に
いつものニヒルな笑い方ではなく
木漏れ日の様な温かい笑顔で
怜斗がいうなんて。
「んっ!!?」
目頭を熱くしながら
怜斗を見つめていると
突然
ぷつりと怜斗の指が入ってきた。
「なにっ!急に!」
「見つめてくるのは可愛いんですけど、紫之さん。
あとどれくらい焦らすおつもり?」
「いつのまに、ローションなんてつけたんだよ!?」
「お前が、俺のビューティフルフェイスに見惚れてる間に」
んん!?
やっぱり前言撤回!
こいつは何か絶対企んでいるやつだった!
「あっ!んん」
「結構きついな」
指がゆっくりと動く。
「そりゃっそうだよっん
ずっとしてなかったから」
怜斗の方に項垂れながら喘いでいると
「、、じゃ、今日は優しくするな、、」
湿った低い声で耳元で囁かれた。
この声、好き。
「ん」
少し顔を上げて、怜斗を見下ろしながら
精一杯の返事をした。
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