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何の変哲もない日…?
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俺は今日も何も変わらない普通の日を過ごすと思っていた。
けれどもそれはコイツの『あの』一言で崩れ去った…
…………………
「は?お前何言ってんの?」
俺は羽純透。そして、この言葉の発端となった一言を発したのがコイツ高嶺響。
コイツは、イケメンのくせして頭がものすごく残念だ。ほんとにおかしい。
何がどうやったらこんな話が出てくるんだ…
「お前、分かってる?俺、『男』。お前も『男』。」
「?知ってるけど。それが?…何、キミ自分の性別もわかんないの?」
…うん、コイツに聞いたのが間違いだった
「それぐらい知っとるわ!!お前の方こそ分かってる!?男同士は結婚出来ないけど!?」
コイツはホンモノのバカだ。大バカものだ…
「分かってるに決まってるでしょ、キミバカなの?」
はい、コイツ殴るー。絶対殴る!!!
「分かってんならなんでそんなバカみたいな事言うんだ!!」
「それはもちろんキミの事が好きだからっていうのもあるんだけど…」
あるけど…なんだよ
「僕達同棲して何年経ったと思ってるの」
あー、俺達が付き合いだして2年くらいだったから__
「えっと、4年くらいか?だからってなんでそれが結婚に繋がるんだよ…」
普通はぜってえ繋がんねぇよ?
男女の恋人同士ならともかく俺らは男同士だ
考えもしないし、浮かびもしない
「僕、そろそろキミと家庭を持ちたいなーって思ってきてて…「いやいや、待て!!」…何」
はぁ?もう話が分かんねぇ
コイツはなんなんだ!?
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