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ある日の朝。2
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ダイニングへとお姫様抱っこで移動し、ソファへと二人で座る。
「........」
叶星はなにやら浮かない顔である。
『ん?どうした?』
「いや......そんな軽々しく重あげられると、なんか同性として、何か失っているような気がして......それもお姫様抱っこって子供じゃないんだし.....うぐっ....」
真剣な表情でそんなことを言うので雅は思わず、
『もうww叶星はほんっとかわいいww』
「そ、そんな笑うことじゃっ!」
チュ
また、真っ赤になった叶星にキスを落とす。
今度は、少し深いゆっくりとしたキスを
「んっはっんっ......」
淫なリップ音が部屋の中を占領する。
「んっはっ...みやっんっ」
息が続かなくなりつつあるのか、雅の胸を手で叩く。また一段と叶星の顔は真っ赤になっている。
そして、
「んっはっ........長い....」
『でも、叶星キス大好きでしょ?』
「.........べ、別に.....そんな事ない...」
『え?そうなの?じゃ、キスしない〜』
雅が叶星から離れ、自分の部屋へ行こうとする。
すると、叶星は慌てて、
「えっ!あっ!嫌!雅とのキス好きだから....いか....ないで....って...」
あ、あれ?
こ、これはもしや......
雅がにやけながら叶星の方を見る。
まるでいらずらっこのような顔をしながら。
また騙された.....
『やっぱ、好きなんじゃん。叶星だーまーされーたーっ』
そう言いながら叶星に抱きつく。
ふんわりと柑橘系のいい香りが鼻腔に入ってくる。
つい口が滑ってあんな恥ずかしい事を言ってしまった.....本当嫌だ....
あぁ、でも雅の香り安心する.....
でーも!
「もう.....雅の意地悪...」
『嫌いになった?』
俺の目を見ながら訴えかけてくる。
「........別に......嫌いになったり......はないよ..」
恥ずかしくなって雅の胸に顔を埋める。
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