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ボロボロの侵入者
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彼が今いるのは、深海都市ハイドラの無人中央図書館。
セキュリティは万全で不審者は入ることができない筈である。
そもそも、一度滅びを経験したこの都市の人々は争う事を嫌う。
犯罪に関しては無いに等しかった。
「誰かいるのか?」
声を掛けても返事はない。
仕方なく、ロランは血の匂いの濃い方へ歩いていった。
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