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lk.今までもこれからもあなたを愛します。/kyrt
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ふぁっ様リクエスト>>ありがとうございます(土下座
なんかすっげー王道のやつ書いてみます。
これ見たことあるよーおもんねーよー!!な感じになるやつ。
でも王道めっちゃ好き。
好みの文章じゃなかったらごめんなさい!!
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ーside rtー
実はね、今日さ、キヨくんとの恋人になって1年目の記念日なんよね!!
って言っても俺なんも考えてなくて…。
なんにしよか、なんにしよかって考えてたら今日になってしもたんよおぉ……!!
どうしよう…キヨくんなにがええかな…?
なにしたら喜んでくれるやろか……。
んーーーーーーーー………
……………………………………………
…………………………………………………………………………………………………
わからん!!なにもいいアイディアがでてこん!!
ほんまにどうしよおおおおー…
「んーレトさんおはよ…」
「!?…あぁ、キヨくんおはよ。」
びっくりしたあぁ!!!!キヨくんいつもより早起きやない?
…そういえばキヨくんはなにか考えとんやろか…?
まぁこいつのことやしなぁ…そもそも記念日とか忘れてそう……
そう思うとちょっと悲しくなってきた………
「あぁ、そうそうレトさん」
「んっ、なに?」
「悪いんだけど、今日帰るの遅くなるかも。」
え。
「どっか出かけるん?」
「んー、ちょっとね。」
「…そっか。分かった。」
そう言うとキヨくんは出かける準備をし始めた。
……悲しい。
まさか本当に忘れてたなんて…!!
記念日の今日まで実況撮りに行くなんて!!
…むうぅ…ええもん…俺だけでもサプライズしたいもん…
でもなぁ…なんにしよかぁ…?
「レトさんどうしたの?そんなに考えて」
お前のために悩んでんのや!!
なんてことも当然言えるはずもなく…
「あ、いや、なんでも」
「?そっか、じゃあ行ってくるね」
「行ってらっしゃい」
ガチャン
……あ。
今思い付いた!!どうせなら花とかあげたらええんちゃう!!?
なんか、そういう、薔薇とか、そういう、ね?うん。
そうと決めたら花屋行かんと!!
俺は迷ってしまわんうちに、はやめに準備をして家を出た。
どうやら調べたことろ、家の近くには花屋なくて、少し大通りに出たところにあるみたい。
俺はそこに行ってみることにした。
(んー、なんの花にしようかなぁ…??あ、そういえば男一人が花屋に行くってなんか………あれ?)
考えている途中、足が止まった
そんで、思考も止まった。
キヨくんが、女の人と楽しそうに歩いていたのだ。
しかも、かなり距離が近くて。
え、
なんで?
理由が、とにかく理由が知りたかった。
あと、涙も溢れてきた。
だけど、なんとなく分かっていた
こんな可愛くもない俺なんかといるより、綺麗な女の人と一緒にいた方が何倍も楽しい。
あぁ、そっか。
記念日を“忘れた”んじゃなくて、
記念日を“無くす”のか。
悔しさと
苦しさと
悲しさが混ざり合って涙が溢れた。
大の大人が街中で泣くなんて、本当、信じられない。
けど、自分をコントロール出来なかった。
どうせ捨てられるって分かってるから、花を買いに行く理由もなくなった。
ほとんど何も考えず、気づけば家に帰っていた。
だけど俺は、もうこの家から出ていかなきゃいけない。
せめて、俺の最後の我が儘。
キヨくんに何も言わずに、出ていこう。
キヨくんの口から、「別れよう」なんて言葉を聞いたらそれこそ自殺しかねない……。
思い出の、と言っても1年間。
たった1年間がすごく楽しかった。
もうあの、キラキラとした日常は送れないんだ、
そう思うと胸が苦しい。
だけど、さよなら。
荷物をまとめて家を出ようとした瞬間、
ガチャ
「…?レトさん?」
…なんで。こうタイミング悪く現れるかな…。
「どしたの、その荷物?
…どっか行くの?
俺聞いてないんだけど。」
「…なんでもない。…じゃあ」
「待ってレトさん!!」
そう言っておれの手首を掴んできた
「はっ、なしてよ!!」
「レトさん?どうしたの、なんで、泣いてんの?」
「あ…なんでも…「なんでもないわけないでしょ。
どうしたの?」
あぁ、もう、
全部言っちゃえ。
「キヨくん、俺のこと、嫌いに、ならん、といて…………」
「…え?」
「もう、キヨくん俺のこと捨てるんやろ…?」
「…何言ってんの、レトさん?」
「とぼけんといて!!…今日見たんよ…?キヨくんが女の人と楽しそうに歩いてるの…。」
「……
あーー………。なるほどね。」
「…なんなん。」
「レトさん、それ俺の姉ちゃんだわ。」
「……は?」
……え。
え、てことは
俺はキヨくんの姉さんに嫉妬してた、って、こと…??
そう自覚すると途端に恥ずかしくなってきた…。
「レトさんさぁ、覚えてる?今日記念日ってこと。」
「そ、そりゃ当たり前でしょ。」
「だからさ、今日買いに言ってたんだよねー、姉ちゃんと、」
「…?」
「はい、これ。」
そう言いながらキヨくんが出したのは、小さな箱。
…もしかして。
「指……輪…」
「そ。」
「レトさん、俺はレトさん以外好きにならないよ。絶対。
今までも、これからも、ずっと。
だからさ、
俺と、結婚してくれませんか?」
「あ……はいっ……」
「は、はあぁ…良かったあぁぁ……緊張した………」
「…え?」
「もしもさ、レトさんに振られたらどうしようかと思ってた。」
「そ、そんなわけないやろ!!
俺も、キヨくんのこと……好き……や…………し………」
「ん、ありがと、レトさん。」
「…キヨくん。」
「?」
「疑ったりして、ほんま、ごめん。」
「んー、いーよ別に。
だって焼きもち妬いてくれたんでしょ?
嬉しい。」
「ーーーっ//」
そう言われると恥ずかしい………。
あっ、そういえば俺はキヨくんに何もあげてない……
…どうせなら、キヨくんの欲しいものあげたいな……
「…キヨくん、ごめん、 俺 何も用意してなくて…
明日にでも買ってくるから、何がええ…?」
「んー、じゃあー……
レトさんちょーだい。」
「…は?」
「いい?」
「…………キヨくんが欲しいなら………いい…け、ど…」
「ありがと。……レトさん、明日立てなくなったらごめんね♪」
うぅ……今夜は長いようです……覚悟しなきゃ…。
_______________________
ちなみにlk.←はリクエストを表します( ゚∀゚)
あとタイトルはレトさんの心の声だと思っていただければ…←←
すっげー王道のやつは書いてて楽しかった…!!!
あと私は必ず姉妹をいれたがりますね。もうこれはほぼ癖ですね。
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