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4,王道のデート
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はあ、はあ、
「いた!」
「悠宇!」
「よかった!お化け屋敷から出たらいなくなってるからほんと焦った!」
悠宇がぎゅぅぅって抱きしめてくる。
「悠宇の馬鹿!いなくなったから、びっくりし、たぁ、おいてぃかないでょ、ウック、ウゥ~~、」
安心して緊張が解けて小さい子みたいに泣いてしまう。
「ごめんごめん。」
「だから、ック、ぃゃって、、ぃったのに」
悠宇は俺の頭をなでてくれる。
「椅子に座ろっか。」
「う…ん」
俺たちは近くにあったベンチに腰掛ける。
「泣かないで。もう大丈夫だから。ちょっとまってて」
そう言われ、悠宇は何処かへいった
もう涙は止まったけど、泣いたあとだから、しゃっくりみたいになってしまう。
悠宇、どこ行ったんだろう。
「ねぇ、君一人?俺らと遊ばね?」
え?俺?
「あれ?目赤くね?泣いてたの?カ~ワイ~」
こ、怖い、悠宇、悠宇、
「そんなビクビクすんなって、怖くないから。」
「そうそう。ちょっと遊ぼうって言ってるだけじゃん?」
な、何この状態!何言ってるかさっぱりわかんないし!
「ご、ごめん、な、さい。彼氏、まってる…から」
「そんなに泣かせた彼氏っしょ~?」
「俺たちなら泣かせないぜ~」
「ハハハっ!別の意味で泣かせるけどなぁ!」
そんなことを言って二人で笑ってる。
なんなの、怖いよ悠宇。はやく、戻ってきて。
「ほら、行くぞ」
そう言い、腕を引っ張られた…………
バシッ!
「俺のに触れないでくれるかなぁ?」
悠宇だ!やっときてくれた!
すごく怒ってる、うわぁ、絶対零度の空気、
こわ!
「お前らみたいなきたねぇのが触れて良いやつじゃねぇんだよ?」
そういってにらんだら逃げていった!悠宇はやっぱりすごいや!
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