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お仕置き
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「またゴーヤ残したのか?」
「だって、まずいし」
8つも年下の恋人は、俺から見るとまだ子供。
ゴーヤ残すなんて可愛いとこもあるなとは思うけど、ちゃんと食べさせないとという親心も働く。
「栄養あるし、もったいないだろ。ちゃんと食べなさい」
「また、子供扱いする……そういう言い方するから食べたくない」
まったく……
言い訳も子供そのもの。
子供扱いになってしまうのも仕方ないだろう。
「大人なら、ゴーヤくらい食べれる」
「まずいもん食べて、良いことないじゃん。それに、まだ大人ではないし」
子供じゃないと言ったり、大人じゃないと言ったり。
溜息をつきたくなる。
「俺は風呂入ってくるから、その間に食べとけよ」
このまま話してても埒が明かない。
とりあえずは放置だ。
いつもより、少し長めにシャワーを浴びて、リビングに戻る。
「ちゃんと食べたから。風呂入ってくる」
俺と目を合わせず、そそくさと風呂へ向かっている。
わかり易すぎる……
ゴミ箱を開けると、キッチンペーパーに包まれた……たぶんゴーヤ。
はぁ、もったいない。
それに、食べたって嘘なんて吐いて。
まだ、20前半のはずなのに、あいつといるとどんどん母親感が強くなりそうだ。
口うるさいおじさんと言われるのも近いかもしれない。
「風呂上がった。じゃあ、おやすみ」
そそくさと寝室へ行こうとするのをとっ捕まえる。
「おい、ゴミ箱に捨ててあったものはなんだ?ちゃんと食べたんだよなぁ?」
「なんでそんなん見んだよ!恋人なら俺が言ったこと信じろよ!」
信じろよって……
それが言えるのは嘘ついてない時だけだろ……?
「明日は休日だし丁度いいな。お仕置き、しようか」
「はぁ!?やだ!ぜってぇやだ!」
「はいはい、寝室行こうねぇ」
ひょいっと横抱きにして、ベッドに放り投げた。
グダグダ叫びながら逃げようとするのを押さえつけて手をしばる。
「よし、選ばしてあげよう。俺と一緒に軽いお仕置きするか、1人で耐えるかどっちがいい?」
「てめぇと一緒はいやだ!」
こう答えるのは想像通り。
「一緒がいいって可愛く言えたら、良かったのにな?」
まぁ、それはそれで俺の理性がきれそうだけど。
はっと笑いながら、ローションを手に取る。
もちろん定番の媚薬入り。
こいつに媚薬を使うのは初めてだから、割と興味がある。
媚薬入りだとは思ってないのか俺を睨む目が、すごく可愛い。
仰向けになっていた身体をゴロンと返し、前戯もなく後孔に指を突っ込む。
さすがにうっと詰まるような声が聞こえる。
薄く筋肉のついた脇腹を撫でながら、指を進める。
ローションを体内に塗りたくるように、指を動かすと、苦しそうだった声は次第に悦くなった。
「…もっ、それいやぁ……はやく…っなかほしぃ……」
「まだ、少ししか弄ってないだろ?お仕置きにならない」
指3本を余裕で咥え込める柔らかさになり、そっと指を抜く。
物足りないようにひくひくと動く後孔にいやらしさを感じながら、立ち上がった。
「っは?…どっかいくの?」
「ん?居てほしい?」
「……そんな訳ねーだろ!どっか…っ、いけよ!」
デレはなかなか来ない。
そこが可愛いところでもあるんだけど。
「ふーん……じゃあ、俺仕事してくるわ」
さっさと行けと口ではいいながら、縋るような目を向けられて俺は部屋を出ていった。
言った通りに、仕事を終わらせるともえ45分が過ぎていた。
そんなにきつい媚薬ではないけど、少し長かったかもしれない。
足の動きを早めながらドアを開けると、倒錯的な光景が目に入った。
「これは……放置しすぎたな………」
疼きに耐えきれないのか、シーツに性器をこすりつけている。
もはや、精液は出尽くしたらたらと透明な体液が溢れるのみだ。
「お仕置き効いた?」
「…っんぅ、、ぜっ!んぜん……だからっな!」
さすがに意地っ張りが過ぎるだろと苦笑しながら、自分の中の虐めたい欲求が抑えられない。
「へ〜そう。まだ、余裕か。なら、お仕置きまだ続けないとな?」
ひっと声は漏らすが、まだ理性は完全には壊れていないらしい。
「っなんだよ!…そ、れ」
「ん?ゴーヤ。上のお口が無理なら、下で食べてもらわないとな」
小さめのものを選んだし、大丈夫だろう。
コンドームを被せ、後孔に突き刺した。
「……っ!?、、うっぁぁああああっ!?」
特徴的なイボが癖になるだろう。
ぐりぐりと小さい孔をかき回す。
もう限界だったのだろう、すぐに中イキを迎え涙を流し始めた。
すぐに、ゴーヤを抜いて彼を抱きしめた。
「……ひっ、ふぅっぅ、、も、やぁ……ごめんなさ、ぃぃい……おまえのっいがい……いゃ…」
小さく呟いて意識を落とした。
ここからもうひとラウンド、というのは流石に酷だろう。
後片付けをした後、キスをひとつ落としてから眠りについた。
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