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「はぁ」
あれから無意識なため息が増えた
オレに話しかけてくれる人達に向ける笑顔も少し苦しい
ドラマや音楽の話をされても分からないから、話題にもついていけない
こんなことなら前と同じで、居ないものとして扱ってくれればいいのに
そしたら英だって離れていかなかったかも・・・・・・
って、最低すぎるだろオレ
何様だよ
本当にこんな性格だから英はオレを避けてるんじゃないか
ガラガラ
「お前ら席つけー。HRを始める前に編入生を紹介する」
「「おぉー!」」
「きたー!」
編入生?
聞いてないな
いや、確か少し前に誰かが編入してくるって誰かが教えてくれた気がする
1つ席も増えてたし
でも今のオレにはさほど重要じゃない
「入っていいぞー」
先生のその合図で生徒の視線が一斉にドアに集まる
重要ではないけど、オレも少し気になって視線を向けて驚きよりまず衝撃が来た
それは多分、嬉しい方面の
コツコツと踵で床を蹴りながら教室に入ってきたのは
「チッ・・・・・・何ガン見してんだクソ共が」
「「「「っ・・・・・・・・・」」」」
「!?」
火乃紀・・・先生?
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