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「いよりには将来、俺の子供産んでもらうんだし」
「えっ、ぼくも久ちゃんとの子供ほしいけど…無理だよ?二人とも男だし」
どうやって子供を作るのか知らないけど男じゃ子供を産めないことはわかってる、男と女じゃ体の構造が違ってて赤ちゃんを育てられる部屋が男にはないと理解している
けど澄久はクスクス笑っていよりの体を強く抱きしめた
「いよりは何も知らないんだ、まぁ、まだ公にはなってないけど近い将来男でも子供を産めるようになるんだ、たくさんお金がいるけど俺が金稼ぐからいよりは赤ちゃん産める手術受けて」
手術というと怖いイメージしかないしそんな話はいよりは聞いたことがない、また嘘を付かれてるのかもしれないけど…いよりは澄久が大好きで、澄久との赤ちゃんが欲しいのは本当…暗いので澄久が今どんな表情をしてるのかわからないし言い方は強引だけど、いよりのお腹に触れる澄久の手はいよりの返事が不安なのかグッと力が入っている
「うん、約束する」
「……いより、…あっ」
押入れが開いて…抱き合ってる二人を見つけた詠朔が呆れたようにため息をつき両手を広げる
「いより、澄久みつけた…二人とも汗だくじゃないか、降りておいで」
「久ちゃんがうるさいから見つかった!でも汗気持ち悪くてそろそろシャワー浴びたかったからいいやっ!詠ちゃん転けないでね」
いよりはぴょんっと押入れから飛び出して詠朔の腕の中に飛び込んだ
続いて微妙な顔をしてる澄久が降りてくるのを待ったけどバシッと押入れを閉められてしまった
「珠嘉さん一緒に探しに行こうよ、あの人隠れるの上手だから見つけるの大変なんだ」
「お兄ちゃんに隠れんぼの才能もとられちゃったー」
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