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「…、…少ししたら行くから先行ってて」
「えー一緒にさが「…、行こういより、珠嘉さん隠れ疲れてるかもだから早く見つけてあげよう」…詠ちゃんがみっけてもぼくが見つけたことにして!」
どんなお願いだと詠朔は苦笑したけど『いいよ』と頷いていよりと手を繋ぐと二人は澄久の部屋を後にする
(…いよりはわかってないけど、詠朔にはばれてるんだろうな)
ちっ、と舌打ちした後、澄久は虚しく自身を慰めた
「お兄ちゃんみっかんないなー」
「みっかんないねー」
ゆらゆらと繋いだ手を揺らしながら珠嘉さがしに励むけど全く気配がない、子供の遊びに全力で応えてくれるいいお兄ちゃんだ
「一回庭の方探しに行こっか」
「うん!…あっ、詠ちゃんさーオナニーってゲームしってる?流行ってんの?」
ピタッと詠朔が足を止め、いよりも同じように足を止めた
あの暗く狭い押入れの中でどんな不健全なことをしていたんだと想像するのをこらえ、グッといよりの手を強く握る
「…知ってるよ、教えてあげようか?」
「本当?うんっ、今度みんなでしよっ…はぁ、にしてもやっぱり今日暑いなぁ、詠ちゃんあとでアイス買いに行こ?メロンのアイスー」
『冗談冗談』と言い返す間も無くアイスを買いに行く約束をさせられた
こんなの澄久にバレたら怒られてしまう、けどいよりの意識はメロンアイスを食べることへ行っているのでそのうちそんな約束をした事なんて忘れるはずだ
まだまだいよりは純真なお子様のままでいて欲しいと詠朔は願った。
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