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「あ、それとあなたの弟がいよりに少しあたりがきついので注意しておいてください」
「もーしゅかっちー!オレは好きよーそーいうトコッ!」
バシンっと静彦が珠嘉の肩を叩けば意外と力が入ってしまいバランスを崩した珠嘉がよろけてしまった
そこを詠朔に見つかってしまい、どうせなら珠嘉を自分で見つけたかったいよりはプリプリと機嫌を損ねてしまった、けど静彦に高い高いをしてもらって機嫌を直した。
ーーー……
その半年後……詠朔は塾から帰ってくると乙藤家の前でしゃがみこんで泣いてるいよりと寄り添って励ましてる澄久を見つけて詠朔は運転手に車を止めるようにいうと二人の元へ走って行った
どうせ誰かにチヤホヤされてにこにこしたいよりに澄久が面白くなくて意地悪して泣かしたんだろうと思ったけど、今まで見たことないくらいにいよりが大泣きしている
「え、なに、どうしたの、どっか痛い?」
「ぅびゃあぁあぁぁあッ!えーぢゃん、どごいっでだの!!なんでおうぢいないのッ!!」
「前にも言ったけど、木曜は塾だよ」
「びぃいぃいィあぁあっ!ぞんなのじんないもんっ!どうしぇぼくはそんなごとおぼえでられないぐらいばかだがらじゅぐにいがぜてもらえないもんっ!!」
「うわぁあ、なんかごめん!睨まないでよ澄久!泣かせたいわけじゃないんだから!」
なぜか悪者みたいになって詠朔は顔を青くして首を横にふる
どこか怪我でもしたのかと気にして見て見たけどその様子はなくてひとまずホッとする
けどまだわぁわぁ泣いてるいよりに澄久も少し戸惑ってるようで…詠朔はアイコンタクトで何があったのか聞いて見たけど澄久の方も事情はわかってないらしく首を振られた
いよりはひしぃっと澄久にしがみついて大泣きするので澄久の服は涙と鼻水でぐしょぐしょだ。
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