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そして弓波家では静彦が艶乃から話を聞かされていた
話を聞いた静彦はうーんと考え込んだ後…
「えーそれ、澄久のが適任じゃない?あの二人超仲良いから二人でも三人でもぽこぽこ作ってくれると思うけど?」
珠嘉は気づかなかったけど静彦は二人が思い合ってる事くらい察している、そしてどこまで進んでるかは知りたくないけど清い関係とは言えないことも…
家のためとはいえ弟から恋人を奪うのは気がひける
「それがねぇ、瑶実ったら跡継ぎにしかあげないって条件つけてきたのよぉ、可愛い顔して強かなのよねぇ」
「へぇーじゃあ結局オレの方に継がせるって決めたのかー」
静彦は天才型で跡を継がせるには十分すぎる器だった
けど次に産まれた澄久も優秀で、いつか二人で潰し合いをさせてより優れてる方に跡をつかませるつもりだったけど…今回の件により正式な跡継ぎは静彦に決まったらしい
跡目争いは避けられた…のではなく、それよりも醜い争いがはじまることになりそうだ
「そ、よろしくねぇ、あの子バカだけど顔は可愛いから嫌いじゃないしーあんたバイだから問題ないでしょう?」
「わかるわかるーでもオレはいよりんの中身も可愛いと思うけど!けどもし詠朔にとられたらどーすんの?」
扇子を広げてお上品に笑っていた艶乃は…ピタ、と笑うのをやめて扇子で畳を叩いた。
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