アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
.
-
「たくさん買ってしまったわ…そういえばいより君は和菓子苦手だったわよね?」
いよりは何を差し入れしたら喜ぶのか珠嘉からアドバイスは受けていて、苦手なものもちゃんと教えてもらっている
「うん、これは久ちゃんへのプレゼント」
「あぁ、お友達の…」
ゆっくり話したことはないけどいよりが二人の友達と遊んでるところを見かけて声をかけたことはある、永富と弓波の家の子供で三人はとても仲が良くて大人になっても三人がこのままずっと仲良くしていられたらいいのにと珠嘉が言っていた
珠嘉は三家の関係が良くない方向へいっていることを憂いていた
「喜んでもらえるといいわね…他には…何か困ってることはない?」
和子が気にしているのはいよりの家族関係のこと
いよりが親からちゃんとした愛情を貰ってないことを珠嘉と二人で悩んでいた、珠嘉というみかたがいなくなって前より酷い扱いを受けてないか心配していた
いよりがどうしているか調べようにも術がなくなんの情報も入ってこない、だからいよりが手術をうけて子供が産める体になっていて詠朔と静彦に取り合われてるなんて知らない、知ってるといえば学校が変わったことくらいだ
今のいよりにとっては複雑になってしまった関係が一番の悩みだけど話していいのか迷った
珠嘉を愛していた和子はもうすぐ訪れた珠嘉との結婚生活が無くなり心を痛めていて、前に比べるとすっかり痩せていた…和子をまた心配させたくはない
「うーん、あっ…僕新しい学校に通ってるんだけど勉強が難しいかなー数学とか、すぐ寝ちゃうし、先生が何いってるのかわからない」
先生もいよりが堂々と詠朔に答えを教えてもらってる光景をもう見慣れてしまって何もいってこない、その後はいよりの学校の話になり行きと違って迷うことなく楽に楽しく家へ帰ってこられた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
59 / 196