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いよりは詠朔か静彦を選ぶように言われたけどいまだどちらかを選ぶつもりがなくて澄久しか頭にない
澄久じゃない人と一緒になるなんて考えたこともない
でも和子は不安に思いながらもちゃんとその男と一緒になることを決めている
「あれっ、今のってしゅかっちの許嫁の子?」
「!静彦おにーちゃん…」
たまたま門の近くにいた静彦が顔を出し、ポツンッと立っているいよりを見つけると笑顔で寄って来てよしよしと頭を撫で回される
「和子ちゃん、結婚するんだって…」
「えー!?まだしゅかっちいなくなってからそんなたってないのにー?あの子の家も大変だな、相手がまたいい人だったらいいけど」
けど和子はこの結婚を受け入れてるものの乗り気じゃないこと、相手の特徴を話すとなんとなくその男が特定できたらしく…
「もしかしてあいつかなぁ…話したことはないけどいい噂きかないなー、しゅかっちのあとにあれは可哀想かな…見た目も中身も」
そういうといよりが不安そうな顔をしたので、静彦はいよりが持ってる和菓子を見て話を変えることにした
「それもしかして澄久に?あいつなら部屋にいるー、入って入って!いやさーオレといよりんの事が決まってからあいつのオレへのあたりがきつくってーまともに目も合わせてくれないんだよー口開けば悪口ばっかだし!別にオレは澄久に嫌われたいわけじゃないのにさー?いよりんったら罪な男だなぁ」
「あるきにくいってばー」
いよりは背後から静彦に抱きつかれた状態で歩き、二人は澄久の部屋に向かう。
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