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いよりがやってくると澄久は宿題を放り投げ、後ろにくっついてる静彦を引き剥がしていよりだけを部屋に招く
「あ…久ちゃ…ん…んっ」
そして二人きりになると、澄久が我慢できないというようにいよりにキスをしてきた
何度も唇を重ねあい、互いに興奮しあってるのは息遣いでわかる
でも澄久はこの間いよりを連れ出して親に見つかり、瑶実にいよりが叱られてる姿を見たせいか気にしてキス以上のことをしてこない
もっとエッチなことをしたいというのは顔に書いてあるけど自重しているのをいよりも察して我慢する
「…まだあいつらに変なことされてないか?辛い思いしてないか?」
「…されてないよ…ってかあいつらって…静彦お兄ちゃんも詠ちゃんも僕のこと好きで触るんじゃないから、久ちゃんが二人を怒っちゃ可哀想だよ…学校でも詠ちゃんとほとんど話してないし…」
それはわかってるけど割り切れない、兄も詠朔にもどうしてもムカついてしまう…二人とも、自分がいよりと愛し合ってることに気づいてるのに家のためだからと奪ってくるんだから
詠朔も静彦も酷いことをしてる自覚があるので澄久にそっけない態度を取られても文句は言ってこない
「別に…俺はいよりがいてくれたら」
「久ちゃ「おじゃまー!お茶いれてきたぞっ!いよりんが持ってきてくれたいちご大福めちゃ美味しそう!オレも一緒にたべるっ!あっ、いよりんにはオレが今日食べようと思ってたショートケーキあーげっる!」あ、はは」
せっかくの二人きりの時間を邪魔されて、澄久はへらへら笑っている兄からお菓子を奪った後で乱暴に追い出した。
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