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子作り開始
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土曜の昼…いよりは目を覚ましたけどまだ眠い
せっかくの休日を寝て潰すのは勿体無いけど今日は澄久は用があると言っていたし眠いから仕方ない
夢の中で澄久に会いたいなぁ、と枕を抱きしめてもう一度眠りにつく
『詠ちゃん!詠ちゃん!』
小学校低学年ほどのいよりはてくてくと詠朔の後をついていく、いよりが名前を呼ぶと詠朔は立ち止まって振り返り笑顔で手を差し伸べてくれる
『詠ちゃん、詠ちゃんのぶんのお菓子もちょうだい!』
『うん、いいよ』
『詠ちゃん、眠たいから膝枕して!』
『うん、おいで』
『詠ちゃん詠ちゃん!…詠ちゃん?』
でも気づいたら詠朔がそばにいなくて、くるっと振り返れば澄久がいて…いよりが大きな目で見つめれば澄久は迷惑そうな顔をする
『久ちゃんっ』
『……』
名前を呼んでも澄久は顔を背けて何処かへ歩いていく
いよりはめげずにその後を追ったけど石に躓いて転んでしまう
痛くてしくしく泣いてると、いつの間にか目の前には澄久が屈んでいて手を差し伸べてくれる
それから気づいたら困った時にはいつも澄久がそばにいて…たまに意地悪でエッチで…いよりにだけ特別に優しくて……
「…さ、ちゃ…ん」
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