アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
.
-
「ぉおっ、いよりん大胆なっ!」
「!?」
いよりがパチっと目を開ければ至近距離に静彦がいて、どうやらいよりは寝ぼけて澄久と間違い抱きついてしまっていたらしい
間抜けな声をあげて静彦からはなれたいよりはそばに詠朔がいるのも見てさらに動揺する
「ぇえっ!?なんで僕の部屋にいるわけ!?びっりしたっ!勝手に入ってこないでよっ!」
寝癖で髪はボサボサだし口からよだれは垂れてるし、恥ずかしいといよりは手櫛で髪を整えてるけど二人は顔を見合わせて『あー…』とぼやいてる
「僕達は瑶実さんに呼ばれてきたんだよ、いより…何も聞いてなかったんだね」
「いよりんがもう学校に馴染んできたし、子作りはじめてもいいだろって」
「え……ぇえっ!?」
確かにいよりは学校から帰ってくると瑶実に学校で会ったことを話していた
相槌を打ってくれる程度だけど、前はいよりの話を聞く時間を作ってくれることなんてなかったからただ話を聞いてくれるだけで嬉しかったのに…それはいつから子作りをはじめるかタイミングを伺う為だったんだと気づいてショックを受けた
静彦はベッドに乗り込むと、顔を俯かせるいよりの肩を抱いてつんつんと頰を突いてくる
「それなら日を改めてもいーけど、いつまでもずらし続けらんないよー?いよりんに負担かかるし、オレはいよりんが成人してからだってよかったんだけどまわりがうるさいんだよなー」
「……」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
64 / 196