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「いよりんさ、オレと詠朔のこと嫌い?」
「っ…ううん…好きだよ?久ちゃんへの好きとは全然違うけど……お友達の好き…」
お礼を言って静彦はいよりの頭をガシガシと撫でる
正直親が決めたこととはいえ澄久との仲を引き裂くような事をして嫌われても仕方ないとおもっていたのでいよりに好きだと言ってもらえてホッとした
「じゃさ、とりあえず『仕事』って割り切ってみない?どう?」
「…仕事…」
どちらかの子供を作れというのはいよりに与えられた最初で最後の仕事、いつまでも結果を出せずにいると見捨てられても文句は言えない
愛してるのは澄久だけど、親の期待に応えたい気持ちもある。
(むしろ…すごく恵まれてるって思わないとダメなのかなぁ)
二人ともいよりが物心つく前からの知り合いで仲が良く、こんないよりにもとっても優しい
詠朔は学校でもモテモテでご近所の小さな女の子は詠朔の事を王子様と呼んでるし人妻だって詠朔に挨拶された時は目をハートに変える、静彦なんて家の仕事のPR目的に顔出しをして宣伝活動をしていたところを芸能事務所に目をつけられてたまにモデルとして活躍してる、家の仕事を第一にしてるのでモデルとして大きくは活動してないけど女性人気が熱く静彦が着て雑誌に載った服は売れ行きがとてもいいらしい
(どうしよう…僕……どうしたら)
「いよりが怖くないように抱きしめてるから」
詠朔もベッドの上に乗ると背後からいよりを抱きしめた
すっかりそういう空気にされてしまい、いよりは流されるままに頷いた
静彦がいよりのパジャマのボタンを一つ一つ外していき前をはだけさせる
いよりは不安そうな顔で体は強張っていたけど暴れることはせず詠朔にもたれている
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