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「なぁなぁ、永富と乙藤ってつきあってんの?お前って二人と幼馴染だからなんか知ってるんじゃね?」
「…さぁ」
クラスメイトからの質問に澄久は素っ気ない返事をした
この質問はもう聞き飽きた、そう思われるのも仕方ないほどに詠朔といよりはいつも一緒にいる
二人が並ぶ姿は絵になって、お似合いのカップルだとあちこちで噂されているけど澄久はそれを訂正しなかった
あんな目にあったいよりの心が今も自分にある自信がなかったから
「…あの二人ってやることやってんのかな…あの品行方正な永富と無垢な乙藤が性的にくんずほぐれずって興奮しないか?」
「……、…今日カラオケ行くんだっけ?」
詠朔とだけじゃない、いよりは………
「おっ、澄久ーおかえりー今日の夕飯ちらし寿司だってさー」
「……」
(ちっ、一時間延長すればよかった)
家に帰ってくると静彦といよりに廊下ではちあわせた
いよりの火照った顔を見るに今の今まで抱き合っていたらしい
あの件以来いよりは定期的に二人に抱かれている、今回の件には無関係の澄久には誰も何も言わないけどなんとなく感じ取れる
「いよりんも食べてく?うまいよー!」
「ううん、お母さんがハンバーグ作ってたから」
そしていよりは澄久と話をすることなく帰って行く。
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