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(…澄久かな……こんなくだらないことに付き合ってくれる友達いたんだ…)
やられたと苦笑した詠朔は窓辺へ行き、すぐに二人を見つける
二人は抱き合って熱烈なキスをしていた、誰がどう見ても愛し合ってるとわかるキスだ…詠朔ももう何度もいよりと唇を重ねてるけどそこに愛を感じたことは一度もない
「…僕がいない間の埋め合わせだったくせにね」
ーーー……
教室に戻るといよりは席についていてその表情は生き生きとしている、理由は知ってるので聞かずともわかる
好きでもない男に抱かれ、あんなものまでつけさせられて…いよりはこの頃ずっと苦しそうだったから詠朔は笑顔が見られて嬉しい
「詠ちゃんおかえり、ケンカ止められた?みてみてー外急に曇って来たーお弁当食べるときは天気で良かったけど帰りは降ってるかも」
「ただいま、夕方から天気悪い予報だったからね…それでそのケンカの件がまだ解決してないから一緒に帰れないんだ、だから今日は先に帰ってて」
大変だね、といよりは同情しながら頷いた
「あ、片付けありがとうね……ちょ、練乳一本使ったの?さすがにかけすぎだよ」
「すごいでしょ!」
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