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「静彦お兄ちゃん!次はあれね!飛行機乗ってぐるぐるするやつ!」
「あっあー!あそこの店!ジェラートがすっげぇうまいんだ!いよりんに食べて欲しい!」
いよりは昼食も取らずに静彦を連れ回し遊び続けてる、途中で静彦がレストランに誘ったけど遊びを優先させたいらしく断られた
けど甘いものには弱いらしくそそくさとテラス席へ走っていき、静彦にジェラートを買ってくるようにお願いしてきた
(いよりん、可愛い顔してなついた相手にはワガママお姫様だよなーまじであの顔弱いわーなんでも貢いであげちゃいそう!)
アイスをもっていよりのもとへもどるとイスに座ったことで上がっていたテンションが落ち着いて疲れがきたのか机に顔を突っ伏してうーうー唸っている
そのおかげで変な虫は近づきたくても近寄れないでいるらしくて丁度良かった
「いよりんおまたせー、はい、レモンとヨーグルトのダブルね」
「わぁーい!スッキリしたのチョイスしてよかったー!」
テーブルに置いてあげるといよりはスプーンでジェラートをすくってパクパク食べはじめた
疲れた体に甘く冷たいジェラートがきいたのかニコニコ満足げな笑みを浮かべた
静彦も嬉しそうに笑ってアイスコーヒーを飲んだ
「…ねー静彦お兄ちゃん、前にもここきたことある?ジェラート食べたことあるみたいだし」
「あぁ、オレが中学のときにしゅかっちと二人で来たことがあるんだ」
自慢げにいうとそんな話を聞いたことはなかったらしく、いよりはその話をもっと聞きたそうにペチペチテーブルを叩かれる。
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