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「えっとねー久ちゃんは僕が困ってる時にいつもタイミングよく助けてくれるんだ、詠ちゃんもいつも一緒だったのに家の用事や習い事で時間合わないこと多くなっちゃったから」
「まぁ、詠朔に比べたら暇だったもんなアイツ」
話題が澄久になるといよりは目をキラキラさせて口がよく動く
不審者に車に連れ込まれそうになった時も、露出狂に追いかけられた時も、女の子みたいだと近所の子供に虐められた時も、ぼーっとしてて車に轢かれそうになった時も、髪の毛にガムがついた時も、宝物のおもちゃを無くしてしまった時も、犬に噛まれそうになった時も……
「久ちゃんは全部助けてくれたんだ、久ちゃんは神様が僕のために作ってくれたナイトなんだよ!」
「何個か警察沙汰にすべきものがあるんだけど…そりゃ澄久は澄久でいよりんから目が離せなくなるわけだわ」
珠嘉も可愛らしい容姿のせいで厄介ごとに巻き込まれてたけどしっかりした子だったので割と自分で解決していたし大切な珠嘉に危ないことが起これば両親が黙っていなかった、それに比べていよりは随分危うく生きてきてるようだ
そしてそれだけ守られていたらいよりが他人頼りになるのも仕方ない
珠嘉はいよりが人を頼らずに自分の意思で答えを出す強い子になってほしいと願っていたけど、結局今だっていよりは自分の状況に納得して行動できてるのかはあやしい
「久ちゃん…何してんのかなぁ」
「久ちゃん?いよりんおかずにオナニーかなぁ?」
下品な手の動きをすればいよりは大きなため息をついて首を横に振って呆れる
「……、…静彦お兄ちゃんのそーいうところ好きじゃないよ僕は」
「うぅ…控えますぅ」
「よし!やすんだ!ジェットコースターあと二回はのろ!」
「……おけ…」
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