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「ねー羨ましい?羨ましい?」
「うん、年はそんなに離れてないしいよりとも気が合いそうで可愛い人だね、いい人を雇ってもらえてよかったね」
詠朔にマトが褒められていよりは自分の事のように喜んだ、二人に自慢できるようなことは滅多にないのでいよりは優越感に浸っているけど澄久の反応は詠朔と違ってマトをよく思ってないようだ
「おばさんもおじさんもなんであんなの雇ってんの?見るからに頭悪そうだし品もないし」
そういうといよりはムッと眉を寄せて澄久の太ももを叩いた
いよりが怒るのはわかってるけどどうせ雇うならもっとしっかりとして気がきく落ち着いた人を雇えばいいと澄久は思った
「大丈夫だよ!何もできない小戸森さんとお兄ちゃんだってうまくやってたし!」
「あれは珠嘉さんが出来る人だったから、人の手なんていらなかったからだろ?」
それってつまりどういう意味だと言い返そうとした時にマトが戻ってきた
「おまたせー!」
お盆の上に乗ってるのはスナック菓子とコーラだった
詠朔は見慣れないそれにキョトンとし、澄久ははぁ!?と声を出す
「なんだこれ!…お前…もしかしてコーヒーや紅茶もまともにいれられないだろ」
「コーラの方が美味しいからいれられなくても大丈夫でっす!ねぇ!いより様?」
マトはグラスにコーラを注ぎ全員に配ってスナック菓子もみんなで食べやすいように袋を開ける
するといよりは文句も言わずにそれを食べたので詠朔もいよりに続いてお菓子を食べ、マトも席について一緒にお菓子を食べはじめた。
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