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「っ!?!?っぅ…まぁとおっッ!!」
「い、いより、落ち着いて!」
プレゼントの中身は大人の玩具がたくさん入っていた
初心者向けのものから上級者ものまでよりどりみどりで、いよりは顔を真っ赤にして寝転ぶと枕に顔を埋め足をばたつかせた
詠朔は苦笑したあとでぐちゃぐちゃに乱れたいよりの髪を手櫛で整えてあげる
「はは…せっかくだし使ってみようか「詠ちゃんのばかっ!」…あはは、冗談だよ、ごめんね」
謝りながら詠朔は玩具を紙袋にしまっていく
正直興味はあるけどいよりの反応をみるに苦手そうなので使用は控えておく
いよりは詠朔が玩具を片付けて床に置くとからかわれたことに不満そうにムーッと唇を尖らせてにらんだ
「というかいより、これがなんなのかちゃんと分かってるんだ…成長したね」
「っ!だっ、だって!久ちゃんがエッチだから!僕は変態じゃないよ…って、詠ちゃんだって知ってるじゃん!」
変態変態と連呼されので詠朔はクスクスと笑う
マトのくれた玩具は使用方法は違えど詠朔といよりの微妙な空気を壊してくれた、この流れで詠朔はこの間の自分の気持ちをごまかすことにする…あの時はどうかしていた、今の段階ではいよりは詠朔の気持ちを受け入れる余裕はない
「…こないだは驚かせてごめんね、えっと…少し焦ってるのかも…ほら、静彦さんと競うような形で…僕にとっても静彦さんは大きな存在だから……もちろん、いよりのことも大切に思ってるんだけどね」
「…ううん、家のために頑張ってるだけだよ詠ちゃんは…僕も、もう気にしてないよ」
少しは気にしていたけど、もっと気になってることがあの後にあった……いよりは体を起こすとさぐるように詠朔の顔を覗き込んでくる
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