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俺は交通事故で 全治数ヶ月の重傷を負ったらしかった。
そして集中治療室を出て個人部屋病室に移動した。
加害者とか言う人が見舞に来た。
聞くと この病院の院長先生らしい。
だから、この個人部屋も気にすることも無いと言われ しかも深々と頭を下げられ 保険とは関係なく 個人的な気持ちですと 百万円の見舞金を寄越した。
しかし よくよく聞いてみると 俺が横断歩道でぶつかる前に 他の車同士の衝突事故が有って そのとばっちりで 押し出された車に俺が 被害に遭ったらしい。
まぁそれもアイツから 聞いた話だったけど。
でも ここの病院の院長は 俺の事故の後 車の運転をしないことに決めて免許を返納して おまけに院長の椅子も降りたらしい。
なんか気の毒な話だった。
ちなみに その見舞金は アイツが持ち帰った。
骨折が癒えると 頭の方の治療だけになっていった。
難しいことはよくわからねぇ。でも必要なんだろう。
視野が狭くなったことと 耳鳴りが消えなかったからだ。
その頃には 風呂も問題無かったんで 看護師の付き添いっつうか 介護っつうか看護師にからだを洗ってもらって風呂に入っていた。
若いねぇちゃんが ゆったりとスポンジにボディソープをつけて 可愛らしい手で からだを撫で撫でしながら 洗ってくれる。
勃起しない訳がねぇよ。
しばらくヤッてねぇんだ。
手の平で乳首をかすめて 下のお毛々をさわさわするんだ。
ムスコはゆるゆるとオッキしてくる。
コラッ
って心の中で怒ったってワガママなムスコは言うことを聞かねぇ。
看護師は意地悪く
笑っていやがる。
或夜 俺は ジャージに着替えて病院を抜け出し 通りに出てタクシーを拾い 我が家へ向かい……
スッキリさせ 翌朝未明に何食わぬ顔で 病室のベッドに潜り込んだのだった。
禁欲生活って辛いかんな。
だってよ いくら個人部屋っつったって 病室のベッドで シコる訳?
真っ白な無機質な部屋で ナニを出して 扱く訳?オカズもねぇし。
まぁ タマってるから すぐ イケるけどな。でも 情緒ってもんが ねぇべ。
同じ自分でヤルにしても ヤッパリよー。
ゴミだってなぁ。
毎日掃除にくるおばちゃんがさ 言うしさー。
あら 今日は鼻水かんだのかい?風邪引いたのかい?
とかさ。
最初の頃は話もしなかったけどさ。
段々仲良くなってさ。エロ話もするようになっちまったんだ。
俺が若いからって 売店では売ってない エロい 週刊紙なんかポケットマネーで買ってきてくれたりしてさ。
目の保養しなよって。
他の入院患者には したこと無いけど あんた 面白いし 気に入ったよって。
おばちゃんと屋上で 一緒に煙草吸ってさ。
煙草もおばちゃんが いいよ あげるって 内緒で 買ってきてくれちゃって。
病院の屋上で吸う煙草が 旨いんだよなー。
屋上で 看護師の噂とか 医者の話とか 色々教えてくれて。
煙草の匂い消しのミントの飴も 沢山貰った。
60過ぎの 掃除のベテランおばちゃんだったなぁ。
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