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まぁ 家庭の話は あんまり面白い話じゃねぇからな。
いままで あんまりしなかった。
なんか 不幸自慢みたいでさ。
それに アイツに センセーと毎週のように 食事してるって 話をしたら 迷惑かけるんじゃないわよ って 言われちまったしなぁ。
でもさ なんかさ 真弓センセーって やわらかくて 包み込まれる感じで 心地良いんだよな。
そして聞き上手だし。
「千春さん。
あなたのこと知りたいな。何でも話して下さい。」
落ち着いた声で まっすぐ俺を見る真弓センセー。何だか ケツのあたりがモゾモゾしちまうような くすぐったいような 変な気持ち。
俺 何か 変。
真弓センセーって
恋人 居ないのかなぁ?
週末 俺と 飯食べたり 酒軽く飲んだりしてるけど。
あー そうか。
普段の日に そういう人と?
でも センセーは
週末 時々目の下に クマを作ってるときあるよな。
あの 俺が入院していた病院だって 朝早くに居るときもあるし。
普段の日に休み取ってるのか?
「センセーはよ 俺のこと聞きたがるけど 俺 そんなドラマチックな人生送ってないよ。普通だよ、普通。つまらねぇ人生だよ。女に縁は無かったし。だからって その インポ ジャネェよ。
あー恥ずかしい!」
つい 人間が下品だから センセー相手に つまらねぇこと 言っちまったぜ。
ほら
真弓センセー 目ぇ 丸くしてらぁ。
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