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さっきからずっと不思議だったこと
「…てかなんで華夜くん俺の名前知ってるの」
「…あ、俺、廉のお母さんに助けられた事あるんだ」
華夜くんはそう言うと少し恥ずかしそうに笑った
助けられた事?俺のお母さん何したんだよこんな美人を助けるとか
「俺のお母さんに助けられた事って?」
「廉は俺のこと覚えてない?」
「え?」
「そうだよな〜入学式なんてもう一年ちょっとも前の事だし、」
……え、ちょっと待てよ…
1、俺のお母さんが華夜くんを助けた
2、入学式
この2つのことが結びついて一つの出来事を思い出す。
「…まさか…あの入学式の時、体調悪そうだったやつ、」
「そう!思い出した?!」
「っわ、」
華夜くんは嬉しそうにグイッと近づいてくる
顔!顔が近い!!クールビューティなお顔が目の前に!
「思い出したよ、あの後大丈夫だった?」
「うん、ただの人酔いだった」
「なら良かった…」
でもすっごい成長してるよな…
入学式の時に見た男の子は俺よりちっちゃくて触れたら壊れそうな細さだったのに
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