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01 ※R18
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親戚のおじさんのところへ預けられて、もう一ヶ月になるだろうか。
おじさんは優しかった。愛想の悪い俺にも本当の息子のように接してくれて、この人なら信用できる。そう思っていた。
でも、違った。
「あぁ、ぁー、仁く…っ、う…!!」
「んぐッ、ンンー!!」
ガムテープで口を塞がれ、柱に縛り付けられ一心不乱に腰を打ち付けられる。まだ高校生になったばかりなのに、一回り以上大きな男に抱き締められ、中へ出されると同時に絶頂した。痙攣する体を抑え込まれ、いつも腸奥の深い部分へ大量に注がれる。
……最悪だ。マジで気持ち悪ぃ。
あとでまた、掻き出さねぇと……。
おじさんは、毎晩のように俺を犯す。
こんなことなら、やっぱり言うんじゃなかった。
「はぁっ、ぁあ…っ、仁くん、どうか、孕んでくれ……っ」
俺は、"HB型"だった。
HB型と呼ばれる男性には、特別な子宮があった。直腸の深い部分に備えられているそれは、確率は極めて低いが、男の体で子を宿せる珍しい体。ゆえに、こうして親戚をたらい回しにされていた。
おじさんは、今までの親戚で一番優しい男だった。俺が何か問題を起こしても殴ったりしないし、ちゃんと言い聞かせて向き合ってくれる。
……だから、本当の親子のようになれると思っていたのに。
「んぅ、ぅっ、ッ! ンンンーーッッ!!」
一度目の長い射精は、止まることなく腹を膨らませていく。背後の柱とおじさんに挟まれ逃げることもできず、強制的に中出しされ、目からはボロボロと涙が零れ落ちた。
孕みたくない。俺は男で、これから高校生活もある。頼むから、妊娠しないでくれ…!
「あっは、ぁ、仁くん、もう一回……」
「ンン…ッ、ん、んっ、んっ、ンっ…!!」
「は……こんなに泣いて、可哀想に…っ、もう少しで終わりだから、我慢してくれ……」
「ンンん……ッ…」
おじさんが涙を舐めとろうと顔を近づけたので、顔を背けた。しかし無理やり顎を取られ、涙を舐めとり、腰を振られるとそんな虚勢はすぐに崩れていく。
先程出したばかりだというのに、おじさんの陰茎は衰えず、再び中へ精を吐き出そうと熱り立っていた。耳たぶを甘噛みされ、舌で舐められ、恥ずかしくて悔しくてまた涙が出た。
"ずっと息子が欲しかったんだよ"
おじさんは、出会ったときそう言った。だから自分を引き取ったと。
なのに、これじゃあ…俺は、おじさんの息子になんか、なれそうにない。こんなの…。
「はぁ、仁くん…っ、奥に出すから、脚を開いて、」
「ひぐ…っ、うぅ……」
「仁くん、はやく」
嫌だ。孕みたくない。おじさんの子供なんて、孕みたくない……!
必死に首を振って拒絶すると、おじさんは深い溜息をつく。
おじさんの手に頬を包まれ、ふと目を開ける。ゆっくりと口のガムテープを外され、慰めるように唇が重なった。
「ンッ…っん、ん、」
「っは、仁くん……ほら、泣かないで」
じゃあ、なんでこんなことするんだよ。
どいつもこいつも、俺ばっか……。
痛い、心が、身体が。
「ゃめ、れ……お、じさ…っ」
「仁くん、これで終わりだ。脚を回して」
「っ……ぅ、う…」
おじさんは、染めすぎて痛んだ俺の前髪をかきあげ、額にキスを落とした。まるで愛玩動物のように。
これで終わり、という言葉に惹かれ、おずおずとおじさんの逞しい背に脚を回した。ぴったりと根元まで合わさる結合部は、ほんの少し動かすだけで最奥の子宮口へと難なく到達してしまう。それをわかっていて、おじさんはいつもそうさせていた。
「っは……仁くん、可愛いよ」
「ンッっ……ぁ、あぁッ! ひ、」
二度目の種付けが始まる。
おじさんの太い幹が抜かれたかと思うと、一気に腸奥へ叩きつけられる。先端が固く閉じた子宮口を割り開き、全身を貫かれるような痺れが襲った。
中が、子宮が、こじ開けられていく。やっぱり脚を回したことを後悔して腰を引くも、おじさんに強く引き寄せられ肩口を噛まれた。
瞬間、体が激しく痙攣し、声もなく達する。しかし、はち切れんばかりに膨れた自身は震えるばかりで何も出さない。なぜなら、根元を特製の輪ゴムでキツく縛られているからだった。
おじさんは、いつも俺に出させてくれない。
ただ、子供を作るためだけの行為。
「んぁあッ!! ぁ、あ…ッ! やだ、いってる、いって……ッ!」
「あぁ、わかってる、中がうねって…っ、すごい締め付けだ」
「ぅぅう……ッ、うぅ、あっ、も…やだ、やら……ッ!」
はやく終われ、はやく。
未だ痙攣を続ける体を抑え込み、抉るような突き上げをする。すでに子宮の中は、おじさんの先端を銜え込み射精を促して蠢いている。激しいピストンに背中の柱が鈍い音を立て揺れた、その瞬間。
「ぁ……ッ、っ……!」
どぽ、と子宮の中に灼熱が注がれ、何度目かの絶頂を迎える。もはや上か下かもわからず首を振り、本能的に、自分を孕ませようとする男の体を両脚で抱き締めた。
「仁く……っ」
「ン、んぅ…ッ、っ…!」
終わらない射精の中、おじさんが再び唇に食らいつく。どくどくと満たされていく胎を揺さぶられ、確実に着床させようと最後の一滴まで流し込まれている。
逃げ回る舌を絡め取られ、深く、深く口付ける。まるで愛し合っているもの同士のように、体がメスに作り変えられているような気がして怖かった。
でも、おじさんは、俺を愛しているわけではない。
今までの親戚のように、妊娠ができる俺に、好奇心が湧いた。それだけだった。
長い夜が終わり、おじさんの体はゆっくりと名残惜しそうに離れていく。萎んでも充分大きなその陰茎が抜かれても、俺の中からは一滴も白濁は流れ落ちてこない。全て子宮の中へ出されたのだ。
おじさんは、荒く息を吐き、上下する俺の腹をさすった。
「今日は……少し無理をさせてしまったかな」
今日だけじゃない、いつもだ。次の日に立てなくなるほど腰が痛くて、学校を休んだり遅刻したりするのは日常茶飯事だ。
「……仁くん、どうか、私の子を孕んでくれ」
気持ち悪い。誰が、子供なんか……。
頼むから、もうやめてくれ……。
HB型が孕む確率なんて、地球に隕石が落ちる確率よりも低い。それだけが救いだった。
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