アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
4.学校
-
「じゃあ俺は朝礼の準備があるから体育館に行くよまた後でね奏多」
「うん、またね伊織にぃ」
奏多と別れてから俺は体育館に向かった
体育館に着くと
「九条会長おはようございます」
「おはよう、早坂」
彼女は生徒会で副会長を務めている早坂碧だ
一年の時から同じクラスでかなり真面目な性格をしている
同級生である俺にも敬語を使うほどだ
「準備は?」
「もうほとんど終わっています、あとは看板を上げたり細かい所ぐらいですね」
「ありがとう、助かるよ」
「いえ、私は会長のサポートが主な仕事ですから」
「相変わらずだね、あとは斉藤に聞いて俺も手伝うよ」
「分かりました、あっ会長放課後新学期の色々な調整について話し合うので生徒会室までお願いします」
「どのくらいかかる?」
「1時間ちょっとです」
「…それ今日じゃなきゃだめ?」
「駄目です」
「…分かった」
はぁ…奏多と帰れなくなった
さすがに1時間も俺の用事で待たせたくないからな
「おはよう斉藤、手伝うよ」
「おはよう九条、じゃあ今から看板を上に上げるから真っ直ぐになってるか前から見てくれ」
「分かった」
ウィーンと機械独特の音をさせて看板が上に上がった
「どうだー?」
「お前らから見て左が下がってる、3cm上げてくれ」
「これでどうだー?」
「直った、それでいい」
一通り準備が終わったので俺は今日一緒に帰れない事を伝えに奏多のクラスに行くことにした
「早坂、少し奏多のクラスに行ってくる」
「分かりました、ただし絶対朝礼に遅れないようにして下さい」
「分かってるよ」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
4 / 4