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目を冷やして寝たけど、次の日鏡を見たらまだ腫れが引いてなかった。
「だっさ…」
今日は学校休もう…
正直昨日の今日で、祥馬と会いたくないというのが本音だった。
佑嗣に休むとメッセージを送った。
そしていつも学校を出る時間に家のチャイムが鳴った。
両親は既に仕事に出ていて、家には俺しか居ない。
玄関を開けるとそこには佑嗣が立っていた。
「あれ、メッセージ送ったんだけど、見てない?」
「見たよ。ただ、行く前にちょっと様子見てこうかと思って」
佑嗣の目はまっすぐに俺の目を見ていた。
「あー…冷やしたんだけどね」
目元に触れた。
「無理することないよ。じゃあ今日また帰り寄るから」
「うん、ありがと」
そして佑嗣を送り出した。
そして自分の部屋に戻り、ベッドでごろごろしていたら佑嗣からメッセージが届いた。
今日の朝、席替えをしたらしい。
俺は窓側の後ろから2番目。
佑嗣は俺の後ろで、祥馬は廊下側の一番前になったらしい。
このタイミングでの席替えは、良かったかもしれない。
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