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「久城って神代の前だとあんななの?」
「…」
「神代?」
俺は何も答えられない。
これからもこうやって、俺は蔑まれ続けなきゃいけないの?
もう、忘れるって決めたのに?
俺に堪えられる…?
じわりと涙が滲みそうになった。
鼻の奥がツンとする。
「神代」
背後から手が回って来て、頭に当てられた手で後ろを向かせられ、そして
「っ!!?」
キスされていた。
「っちょ、たかっ…んんっ!…離ぁ、んっ」
抗議しようと口を開いたら、その隙間から舌が口内へと差し込まれた。
熱い舌は口の中で激しく動き回り、俺の舌を捕らえて離さない。
「んっ…ぅ…待っ…ふぁ…」
俺は鷹来くんの舌を噛んだ。
そしたら鷹来くんはようやく口を離してくれた。
そして俺を見て笑った。
「いた…ははっ、これはやばいな」
痛いと言いながら鷹来くんは笑っている。
「は?ふざけないで」
「神代、お前可愛い過ぎだろ。それにその顔は反則。勃ったわ」
そう言った鷹来くんは俺の手を掴み、そこへと誘った。
そこは硬くなっていて、ズボンにテントを張り主張している。
「まぁ、これ以上のことは今はしないから安心しな」
「離せ変態!」
バッと腕を振り払って、俺は階段を駆け下りて教室に向かった。
もう訳が分からない!
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