アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
第5章
-
「ぁ、…なん…っ!」
七瀬は切羽詰まった顔でゆるゆる首を振る。
御船は意地の悪い笑みを浮かべたまま、根元の指を更に強く締める。
「ぅう…っ!」
「ダメだろ、七瀬。好きでもない男にそんな何回もイカされちゃあ、せっかくの男前が廃るぜ?」
「ぁ、…いや、いやだ…っ!」
熱が身体中を這い回る。背中には絶えず電流が走り、腰は震えが止まらない。
身体も心も苦しい。
その間も後孔では御船の指が休まず七瀬の内壁をいたぶっている。
「あっあ、あ!」
七瀬の竿からは絶えず我慢汁が流れ、喘ぎが止まらない。
「七瀬…。これくらい何でもないよな?
"健全な”委員長さまは俺みたいな奴の手に感じたりしねえよな?」
「ぅ、く…っ」
ーーーこいつ…!
どこまで根に持ってんだ!!
悔しい思いで、息も絶え絶えに七瀬は必死で、
御船を睨む。途端、御船は嬉しそうな顔して、
中の指を激しく挿入した。
「そうこなくっちゃな。」
「きゃああぁぁっ!!」
情けない声が漏れるが、もう気にしていられない。
出せないというのに、射精感が身体の中で肥大化して、七瀬を苦しめる。
七瀬は泣きながら、必死で唇に牙を立てる。
こんな風に感じるくらいなら痛みの方が、ずっとマシだ。
鉄の味が口に広がる。
御船はやれやれと首を振り、七瀬に顔を近づける。
「ほら出た、悪い癖だ。」
御船は自身の口を重ね、七瀬の牙を強引に差し止め絡みとる。
「ンンッ!!」
唯一の逃避手段まで奪われ、後はもうただ感じることしかできない。
舌の感触と、指の責めから、
七瀬の身体が更に痙攣し始めた。
下の方からはクチュクチュと卑猥な音が聞こえ、
七瀬はまたしても首を振った。
ーーー何かが迫ってくる。
「んん、…っは、あ、あ、み、ふね!
あぁっ!やめ…なにかクる…っ!!」
涙をポロポロこぼし、縋り付くように懇願する七瀬に、御船は口角を上げた。
「…良いぜ、そのまま身を委ねてろ。」
「ぁっ、ゃっ!ぃやだっ、ああっ…」
そして御船の指が三本になって、七瀬の前立腺を突いた瞬間、七瀬の中で溜まっていた快感が弾けた。
「ぁああああああッッ!!!」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
54 / 164