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7月10日
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"まふside"
体育祭実行委員決め。僕が選ばれることはまずないだろう。
いつもどうり寝ていた。
「クラスに協力してくれないので男子白川さんでいいと思いまーす」
ある男子が言った。
すると誰も手が上がんなかったのに女子の8割が手を挙げた。
「私暇なので♡」
「〇〇ちゃんこないだ実行委員やってたから私やるよ?」
女子の間でまふをめぐっての争いが起きた。
結局、クラスで1番可愛くて腹黒い相川さんに決まった。
「まふくん♡待ってて…私のトリコにしてあげる♡」
そんなこと知らずに僕はすやすや爆睡していた
"そらるside"
「実行委員やりたい人ー!」
……。クラスが静まり返る
やりたい人なんかいるのか。
「誰もいないんですかぁ?先生勝手に決めちゃいますよ!?」
どうか当てられませんように…。
「では男子、青木君」
え??
「後よろしくお願いします」
そう言い残し、先生は教室から出ていった
しぶしぶ立ち上がる
「はい。分かりました」
黒板前に立つ。一気に視線が集まる。
「えー。やりたい人?」
女子が一斉に手をあげる。
え?さっきまで誰もいなかったはず。
まぁいいや。
「ん…。くじ引き?」
何となく争いが起きないものを選んだ。
先生が帰ってきたので後は任せて席に戻る。
決まったのは1年ある男子狙いの三浦さんだった。
三浦さんの狙いの男の子はが実行委員に決まったらしい。
そんな事を知らない俺ははとりあえず、俺狙いじゃない事を願った。
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