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嵐のあとで。3
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テストがすべて終了し、結果が張り出される日となった。
「うひゃ〜、さっすがなぎちゃん堂々の1位じゃん…」
「まぁ、編入生だからそれなりに頭良くないとね」
「てか、祐麻も上位じゃんか、俺だけ10位代マジかよww」
順位表には僕の名前が1番上、1位だった。
峯岸くんはなんと6位!これは割と驚いた。
翔汰くんは13位だ。
「快斗くん、大丈夫だったかな…」
40人クラスだから20位を超えていたら上々だと思う。
「なーぎーさー!!」
少し遠くから僕を呼ぶ声がする。
「あ、姫じゃんー」
「姫ゆーな!なぁ!凪颯マジでありがとー!!!」
「お、その反応は割とよかった感じか?」
「せや!!なんと!いつもは30位を彷徨うのに!19位でした!!!やった!!」
「おめでとう、快斗くん」
「ちなみに俺は4位」
快斗くんの後からぬっと真弘くんが現れた。
「てか、峯岸頭ええん?マジで無理」
「なんでそんな事言うの!?」
「うわ…こんな奴に負けてんのか順位」
「うわ!まーくんまで!?うぇーん!なぎちゃーん!」
泣きつく峯岸くんを押しのけて、無事みんな試験をクリアしたことを嬉しく思い微笑んだ。
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