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夏休みです。1
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「えー、今日から夏休みになる…が、その前に全校集会だ。とりあえず、行ってこいよ」
「今日も奏多先生、かっこいい…」
「抱かれたい…」
みんな毎日飽きもせずに先生のこと褒めれるなぁ…
「なぎちゃん、行こー」
「うん」
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「続いては理事長から一言あります。」
司会を務める來副会長の透き通るような声が聞こえる。
てか、久しぶりに來副会長見た…
あ、生徒会のみなさんも舞台袖付近にいる
その時バチッと会長と目が合った気がした。
「きゃー!!今、神崎様と目が合ったわ!!」
「目が合ったのは僕だよ!ふぁ〜素敵…」
周りの子がきゃいきゃいとはしゃいでいる。
なるほど、勘違いか。
「なぎちゃん…あとで起こして…( ˘ω˘ ) スヤァ…」
「え、ちょっと、峯岸くん…」
一瞬で寝落ちたんだが…?寝不足だったのかな
なんだかんだで普通に全校集会も終わり、HRも終わり、皆が夏休みに入った。
僕達は少し教室でお話をしてた。
「凪颯って、帰省するのか?」
「んーー、家の方に呼ばれたら帰省かなぁ」
「僕は帰省する〜、親の仕事手伝わないとダメなんだよね…はぁ…」
「祐麻、あんまり気乗りしない顔してるから何事かと思ってたらそういうことか。」
「そういうしょうちゃんはー?」
「俺はー、お盆だけ帰省かなぁ、部活忙しくて帰る暇なさそうだしな」
「また連絡はするから、遊ぼうね!!絶対だよ!!遊べない夏休みなんて夏休みと認めない!!!」
「何も用事がなかったらいいよ」
「俺も部活なければ全然OKだから」
「2人とも優しいな〜ぁ、うへへ」
ニヤニヤしだした峯岸くんを翔汰くんは一蹴りした。
「いってー!何すんだぁ!」
「なんかキモかったから」
「ひどっー!!?」
「あはは」
僕は本当にいい友達と会えたと思っている。いつか…2人にも……
「なぎちゃんどしたー?寮帰ろー?」
「うん、そうだね」
先いくふたりの背中を僕は追いかけた。
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