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再会
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職員室から戻り、授業を受けた。時々、窓を見て今朝会った先輩2人を探したけど、見当たらなかった。先生に見つかって問題を解かされたけど、せいちゃんがバレないように、紙に答えを書いて渡してくれた。
そして、昼休み。せいちゃんと一緒に購買でお昼ご飯を買ってきた。
「職員室までどうやって行ったが?」
「ふぁ?ふんとふぇ...」
「食べてから話せよ。」
「ん…えっとね、二年生の先輩に案内して貰った。」
食べていたチョコチップメロンパンを飲み込んで言った。そしたらせいちゃんは目をまん丸く見開いて、
「われが話しかけが!?」
「う、うん。驚くこと...?」
「だって小さい頃コミュ障だったのに。」
「ち、違うもん!」
ケラケラ笑うせいちゃんに頬を膨らませて睨む。あの時は恥ずかしがってただけだし。別にコミュ障じゃないし。
「怒りなさんなやwそういえば、放課後連れて行きたい場所があるんけど。」
「…どこ?」
「秘密。」
そう言ってニヤッと笑うせいちゃんを見て嫌な予感...と本能が察した。
「…早う食べんとチャイム鳴るぞ?」
「ぇ、本当だ!」
時計を見ると10分前で急いで手に持っているチョコチップメロンパンを食べた。
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