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再会2
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お昼ご飯をなんとか食べ終え、眠い目を必死に開けながら午後の授業を受けた。6時間目は日本史で、授業中ふとせいちゃんを見ると心無しか、いつもより楽しんでいるようだった。
そして、あっという間に放課後がやって来た。
「せいちゃん。本当にどこ行くの?」
「ついてきたらわかるき。」
そう言われせいちゃんについて行ったら外に出た。グラウンドには部活に励んでる沢山の人で溢れている。沢山いるな...と思っていたら、せいちゃんにぶつかった。
「着いたぜよ!」
「えっ?...せ、せい...ちゃん...?ここ...」
青ざめてせいちゃんを見る。だって、ここって...
「テニス部ちや!」
「な、なん、え?」
混乱しているといきなり僕の身長をはるかに超える男の先生が立っていた。
「何かようか?もしかして、入部希望かい?」
「あ、ぃや、えっと...」
「今朝、テニス部のマネージャーに申し込んだんやけど。」
「あぁ。マネージャー希望は君かい?」
「わしやない。こっちや。」
「…え?」
「おぉ、君か。名前は?」
「ぇ、えっと、佐藤優想です。」
「佐藤君か!よし、一緒に来てくれ!」
「せ、せいちゃん...!」
「頑張れよ~」
助けを求めようとして見たら、にこやかに手を振っていた。引き返しても無駄だと悟り、黙って先生後を追いかける。
「な、何で僕が...?」
前に歩いてる先生に聞こえないよう、そう呟いた。
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