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再会4
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「あの時は本当にありがとうございました。」
「後輩が困ってたら、助けるのが当たり前だろ?」
そう言って二ッと笑う詩音先輩。か、カッコいい...
「詩音。練習、するぞ。...あ。あの時の」
「あ、冴斗。そうだよ、今朝職員室まで案内した優想君。」
「あ、あの時はごめんなさい!」
また怖い人に会っちゃった...!頭上げられない...
「...別に、もういい。」
「ぇ、」
「『大丈夫、気にしてないよ。』って言ってるんだよ。」
ゴンッ!
「~っ!!ぃったぁ…」
「そんなこと、思ってない。」
「思ってる癖に~。ツンデレ岐南君w」
「そんなに殴られたいのか。」
「ごめんなさい!」
「...あ、あの…?名前...」
「岐南冴斗。」
うわぁ...そのまま...
「そのままってどういう意味だよ。」
「えっ!?こ、声に出てました!?」
「うん。ばっちり。」
「嘘…」
「で、どういう意味だよ。」
「い、いや...雰囲気そのままだと思って...わ、悪い意味じゃないですよ!?」
本当はそうだけど...さすがにハッキリ言えない。
「ふーん。...詩音練習するぞ。」
「オッケー。じゃ、頑張ってね優想君。」
「は、はい!先輩たちも頑張って下さい!」
岐南先輩か...意外と良い先輩かも...。
そう思っていたら先生に呼ばれた。マネージャーの仕事を教えてくれるらしい。
マネージャー、頑張ろっかな...
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