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初めてのマネージャー2
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8時過ぎくらいに学校に着いた。もっと早く来る予定だったのに途中で犬に追いかけ回されて遅くなってしまった。怖かった...
バックを置きに部室のドアを開ける
「ぁ、っ!!」
お、思わず閉めてしまった...
1回深呼吸して、そーっと開ける。
…そこには岐南先輩がいた。
「お、おはようございます。き、岐南...先輩。」
「...はよ。じゃ。」
「えっ!?あ、あのどこ行くんですか?」
「は?練習だけど。」
「こ、この時間から...?」
「そうだよ。じゃあな。」
まだみんな来て無いのに練習か...
あの人、努力家だったんだ...
はっ!そうだ、仕事仕事!!
えっと...部室の掃除とコートの水まき...か。
掃除からやろう。
「...にしても、けっこう散らかってるんだよなぁ…。」
まず、床に落ちてるものから片付けよう...
「ボール...。うわっ、これ誰の?」
な、何故か下着が落ちていた。あ、タグに名前書いてある...。「田中」?隣のクラスの人か。田中君のロッカーは…っと、あった。突っ込んじゃえ。
約10分くらいで大体キレイになったかな。
次は水まきだ…あ、岐南先輩が使ってるんだ…。
大丈夫、かな…
「き、岐南先輩...。」
「はっ…はっ…何?」
「あ、えっと...コートの水まきしたいんですけど、いいですか?」
「ダメ。」
「えっ…」
「…って言ったらどうするんだよ。」
「えっ?え??…困ります…。」
「だろ。いいよ。」
「あ、ありがとうございます。」
び、びっくりしたぁ…。でもよかった。いいって言ってくれて…。
水道がある場所に行き、蛇口をひねってコートに水をまいた。
ちらっと岐南先輩を見ると、素振りの練習をしていた。フォームがカッコよくて、ついついぼーっと見てしまった。
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