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ベット side廉
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体育倉庫で九条くんを助けて丸一日経っていた
今はベットに寝かせてるけど大丈夫かな…
体育倉庫での光景は未だに脳裏に焼き付いていた
お粥を作りながら頭の中は昨日のことでいっぱいだった
お粥を作り寝室に行くと九条くんが目を覚ましていた
「九条くん⁉︎」
九条くんは俺の方を見て目を見開いた
「柴崎先輩…?」
目が覚めてよかった…こんなに怪我して…
思わず涙が出そうになる
「ごめん、遅かったみたい…」
九条くんはいまいち状況を把握できてなかった
「ぼく…」
頑張って笑顔を見せようとする俺に九条くんは
「先輩…目が赤くなってます…」
俺を勇気づけるように手を伸ばして笑った悲しそうな笑顔に俺は涙を流した
「ごめん…」
九条くんは俺に触れようとして手を引いた
顔は青ざめていた
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