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デート予行3
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駅からいつも帰る方向とは逆方向に二駅乗って、改札を抜けるまでは順調だった。
立山先輩と話す時のぎこちなさも少なくなってきて、まるで友達と話してるみたいで楽しかった。なのに、
その2人を見た瞬間、膝が震えて歩けなくなった。
(岡田くんと、滝沢さん)
デートなのか、楽しそうに手を繋いで歩いている。
なんでこの2人がここにいるんだ。どうしよう、見つかったら何をされるかわからない。本当に殺されてしまうかもしれない。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ…
「こ、わい」
「郡山?」
「こわい、こわい、よ、せんぱ…」
そこで、僕の意識はぷつんと途絶えた。
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