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僕らの恋ジジョウ~優しき飼い主様×ニートの野良猫くん~柳田 竜彦編【上巻】
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* * *
ご飯を食べ終えて、ソファーに一緒に座り、翔を抱きしめながらのんびり過ごす。
この瞬間が、俺は好き。
「ねぇ、翔は今日1日何してたの?」
「なにって、ゲームしてた。」
「外に出なかったの?」
「うん、最近はよっぽどのことがない限りでないかな…。」
そう、翔は学生でもないし、働いてるわけでもない。
いわゆるニートってやつ。
生活費はというと、俺が全部だしているわけではなく、毎月母親から口座に振り込まれているというのだ。
「バイトはしないの?」
「じゃあ、逆に僕がバイトできると思うか?」
…、確かに…。
接客とかしてる想像がつかない。
料理とか皿洗いとかも、家事自体したことあるのだろうか。
少なくとも、一緒に住み始めてからは、見たことがない。
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