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僕らの恋ジジョウ~優しき飼い主様×ニートの野良猫くん~七瀬 翔編【下巻】
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次の日の朝、僕は竜彦の作ってくれた朝食を食べ、洗濯物をしていた。
竜彦は、ばたばたと出かける支度をしている。
「ねえ、今日ちょっとこれから出かけてくる。夕飯時には帰ってくるから。」
「わかった。行ってらっしゃい。」
「行ってきます!」
家に一人になった僕は、いつも通り暇になった。
洗濯物も終わったし、ゲームしようかな。
そうしてゲームをしようとしたときに、僕にとって重要なことを思い出した。
そういえば、今日は僕の好きな○○○シリーズの新作発売日じゃなかったっけ?
携帯を見て確認すると、やっぱり発売日だった。
久しぶりに、僕も外でるか・・・。
重い腰を上げ、外行き用の服に着替えて、外に出た。
* * *
何とか買えたぁ。
売り切れるギリギリだった。
目的の場所に着き、ゲームも無事に買え終えた僕は、ついでに漫画の新刊もみたいなと思い本屋に向かおうとした。
そのとき、向かい側の道で楽しそうに一人の女の人と歩く竜彦を見かけた。
あの女の人誰だ?友達かな・・・。
二人はその後、雑貨屋さんに入っていった。
僕に黙って、女の人とデートなんて。
むかつく。
ここまで来たら、女の人が何者なのか突き止めてやる!
僕は、その後二人を尾行してみることにした。
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